ホームコラム / 第7回

5年寝かせた構想が、1週間で形になった
〜エンジニア17年の私が体感した、ドラえもん化する世界〜

このところ、世界がガラッと変わってきている感覚があります。

AI関係の動画を見ても、業界の人がみんな同じことを言っていて、「この半年で世界が変わった」って口を揃えます。

私の中では、本当に あのドラえもんが、手の届くところまで来てる んじゃないかと思っています。

「何人もかけて何ヶ月」が、「1人で1週間」になった世界

元マイクロソフトの中島聡さんという、テクノロジー界では有名な方がいるのですが、こんなことを言っています。

「昔なら何人もかけて何ヶ月もかけて作っていたシステムが、今は1人で1週間くらいでできてしまう世界になった」

これ、私もまったく同じ感覚なんです。

エンジニアを17年やっていた人間として、この変化はちょっと衝撃的で。

5、6年寝かせていた構想が、1週間で形になった

最近、コーチングプレイスのコミュニティサイトを作りました。

これ、実は 5、6年前くらいからずっと作りたいと思っていたもの なんです。

でも、ずっと作らなかった。

なぜか。

理由はシンプルで、お金とリソースが、ものすごくかかるからでした。

エンジニアをやっていたので感覚としてわかるんです。こういうシステムを自分で作ったら1年仕事だし、外部にお願いしたら最低でも500万、使っているうちに仕様変更が積み重なって最終的には1000万とか、そういう世界なんですよね。

それが、今では。

[5、6年前の感覚]
コミュニティサイトを作る
   ↓
外部見積もり:最低 500 万円〜
   ↓
仕様変更を重ねて 1000 万円規模
   ↓
半年〜1年の工期
   ↓
「うん、現実的じゃないな」と寝かせる

[2026 年の現実]
コミュニティサイトを作る
   ↓
私 1 人で、1 週間
   ↓
できた

同じものを作るのに、距離感がここまで変わった

これはちょっと、エンジニア時代の感覚から言うと、信じがたい変化なんです。

のび太とドラえもんの関係に、近づいてきている

のび太くんが、ドラえも〜ん、って欲しいものを言えば、出してくれる。

今のAIとの関係って、だんだんあの感じに近づいてきてるんですよね。

  • 翻訳こんにゃく — 完成するのも、もうすぐそこまで来てます
  • タケコプター — ドローンの進化版、と言えなくもない
  • 暗記パン — そもそも「暗記」自体があまり必要なくなってきている

子どもの頃に「あったらいいな」と思った道具が、形を変えて、本当に手の届くところまで来ている感覚があります。

忙しいけど、心地よい

正直、今、私は猛烈に忙しいです。

でも、それは「忙しくて大変」というのとは違って、「やりたかったことが、やれている」満足感のほうが大きいんですよね。

長年「やりたいけど無理だな」と諦めていたものが、目の前で次々と形になっていく。

正直、寝るのがもったいない。
(と言いながら、しっかり6、7時間は寝てます)

欲望のままに、ものをつくっていける時代に入ったのかもしれません。

テクノロジーは、「こうなったらいいな」を叶える道具

こうやって体感していると、見えてくることがあって。

テクノロジーって、結局のところ 「こうなったらいいな」を叶えるためのもの なんですよね。

これまでは、それが 「ごく限られた人」 だけのものだった。

エンジニアの専門知識、何百万円の予算、何ヶ月もの工期。そのハードルを越えられる人にだけ、「こうなったらいいな」を形にする権利があった。

でも、それが今、かなりの範囲で開かれてきている

[これまで]
「こうなったらいいな」
   ↓
エンジニアの専門知識が必要
   ↓
何百万円の予算が必要
   ↓
できる人だけが、形にできる

[これから]
「こうなったらいいな」
   ↓
自分の欲望を、ちゃんと言語化する
   ↓
AI と一緒に、形にしていく
   ↓
できる人の範囲が、大きく広がる

大切なのは、IT詳しさじゃなくて、欲望

「テクノロジープレイス、興味あるけど、私が参加して大丈夫?」

「AIとかあまり使ったことないし……」

「ITも詳しくないし……」

そう思っている方、たぶんけっこういらっしゃると思うんです。

でも、ここはまったく問題ありません。というか、もう 関係なくなってきているんです。

エンジニアじゃない人が、自分の望むものを形にできる世界に、本当に入ってきています。

大切なのは、「こうなったらいいな」をちゃんと持っていること。

つまり、ちょっと言い換えれば、欲望 なんですよね(笑)。

おわりに

5、6年前から作りたかったものが、1週間で形になる。

この体感を、もっと多くの人と共有したいと思っています。

同じシリーズで、AIが手を動かす時代、人の本当の仕事は何かという話や、AIに任せるところと人がやるところの役割分担テクノロジープレイスの設計図も書いています。

全部、地続きで一つの構想に向かっています。

「うちの組織でも、こういうものを形にしてみたい」「AIをちゃんと使えるようになりたい」というご相談は、お問い合わせフォームからお気軽にどうぞ。